シフトレバーの魅力と私のこだわり

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BMWのシフトレバー

M4 (G81) は M3 (G80) のクーペ版であり、どちらも直列6気筒のMツインパワーターボエンジンを搭載しています。
自然吸気(NA)からターボへと進化してきたMモデルですが、「シルキーシックス」と呼ばれる滑らかなエンジンフィールは今も変わりません。日常の快適なドライビングとサーキットでのエキサイティングな走りを両立できるのが、Mモデルの大きな魅力です。

ただ、私が特にこだわっているのは シフトレバー です。Mモデルでは「Mステップトロニック」という形式で、手動シフトが楽しめます。M4やM3ではこのシフトレバーが健在だったので一安心しました。というのも、先に発売されたM5 (G90) は、シフトレバーを廃止してスイッチ式に変わっていたからです。

私はE36、E46、F20、F30といった歴代のBMWを運転してきましたが、その中で常にシフトレバーとパドルシフトを駆使して、BMWの「駆け抜ける歓び」を堪能してきました。特に、手で操作するシフトレバーは、車との一体感を感じさせてくれる重要な要素です。

近年、EV化が進み、シフトレバーが不要だという流れもありますが、せめてハイブリッドモデルにはシフトレバーを残してほしいと強く感じています。(ちなみに、XMにはシフトレバーがありますが、新型5シリーズやM5 (G90) では廃止されました。)

ALPINAのシフトレバーに思わず感動

少し話がそれますが、ALPINA B3 GTについても触れたいと思います。B3 GTは3シリーズをベースにしており、外観は3シリーズLCIモデルとほぼ同じですが、シフトレバーに関しては違いがありました。3シリーズではLCIのタイミングでシフトレバーが廃止されたのに対し、ALPINA B3GTでは、引き続きクラシックなBMWのシフトレバーが採用されていたのです。これを知ったとき、私は本当にテンションが上がり、思わずALPINAのウェブサイトからカタログ請求の問い合わせをしてしまいました。

その結果、残念ながら「B3 GTのカタログは作成していない」とのことでしたが、問い合わせに対する丁寧な対応にとても好感を持ちました。

E46のシフトレバー

最後に、2023年末の誕生日に購入したE46 320iについても触れておきたいです。このモデルにはパドルシフトが装着されており、F30と同様に、パドルシフトやシフトレバーでの操作を楽しんでいます。しかし、F30の8速ATに比べて、E46はギアが少ないのに、変速時のショックや変化をあまり感じられません。予想としてギアのクロスレシオが絶妙でドライバーにショック等感じさせない設定なのかもしれません。

そのため、E46ではシフトレバーをDレンジから左に倒して、スポーツモードに切り替えることが多いです。この手動でのシフトレバー操作は、車との一体感を強く感じさせてくれ、運転していて非常に楽しいポイントです。また、エンジンブレーキが効くのでブレーキへの負担が少ないと思っています。

BMWへの期待

シフトレバーがもたらすドライビング体験は、BMWを愛する者にとって特別なものです。これからも、EV化が進む中で、少しでも長くこの魅力が続いてくれることを願っています。

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